「僕が驚いたのは、WHOの専門家がSARSやMERSより症状が軽く、死ぬ人が高齢者や重症の持病を抱えた人だという状況から判断して、『新型コロナウイルスが世界に及ぼすリスクは中程度』と発表したことです。SARSのように症状が激しいものは、患者を特定するのが簡単なのですが、毎年流行するインフルエンザのように症状が軽いものは、感染者も気にしない人が多いので、食い止めるのが難しいのです。」

「なるほど。体力があるので症状が軽い新型コロナウイルスを気にしてない人がいますが、WHOの専門家が、SARSやMERSの例から素人が考えるような判断をしたということなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。人間の脳の機能低下はここまで進んでしまったのかと思いました。これでは、治療にあたる医師も同様に脳が機能低下しているだろうから、飛沫感染や接触感染で広がる新型コロナウイルスに感染してしまう可能性が高く、国際的に広がるのが避けられないのではないかと思いました。」

「おっしゃる通り、中国人医師が感染して、何人も亡くなっていますね」と町会長。

「医師が何人も感染してしまうのでは、どう考えても感染の拡大を阻止することは難しいと思います。」

「医師が感染してしまうということは、一般市民が感染するのは避けられないということですよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。最大の問題は不顕性感染者です。」

「不顕性感染者と言いますと?」と町会長。

「新型コロナウイルスに感染しているにもかかわらず、症状が現れない人です。」

「不顕性感染者から新型コロナウイルスに感染することがあるのですか」と町会長。

「新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスが不顕性感染者から感染するかどうかについても医学的な結論は出ていません。」

「しかし、不顕性感染者が最大の問題とお考えなのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。不顕性感染者から感染するのであれば、感染を止める方法はありません。健康そうに見える会社の同僚が触ったドアノブに触っただけで、感染する可能性があります。家庭内でも家族が共通で触れるドアノブやスイッチ、エアコンのコントローラーなどを通して感染が広がってしまいます。」

「渡辺さんは新型コロナウイルスが不顕性感染をする可能性があるとお考えなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。昔、お母さんと二人住まいをしている引きこもりの若い男性を月に1回治療していたことがあります。その患者さんから『母と二人住まいで、僕は外出することはないのに、風邪は僕が1番最初に引いてしまいます。僕が風邪を引いても母が風邪を引かないことは多いです。どうしてでしょうか』と聞かれたことがあります。」

「なるほど、不顕性感染者から感染していると考えられる状況ですね。お母さんは仕事をしているのですか」と町会長。

「大学の黒板を拭くというような仕事をしているということでした。大学生は、大勢の同級生と同じ教室に入ったり、行動範囲も義務教育の学生より広いので、新型の風邪に感染する可能性が高いと考えたことを覚えています。」

2020/2/12

<筆者の一言>
『立水栓のところで水が漏れていた』というのは、決定的なヒントだった。水道管は夏になると伸び、冬になると縮む。立水栓があるとそこに無理な力がかかって水道管にひびが入り、水漏れするようになるに違いない。

そこで、『聴音棒を使って漏水箇所を聴音棒で見つけられるという人がいる』と言った水道業者に電話をした。この業者とは懇意にしていて、時々議論もしていたので、話は単刀直入に済む。
『漏水の話だけど、水道管て、夏に伸びて冬に縮むんじゃない』と聞いてみた。

『そうなんだよね。それで亀裂が入って水漏れするようになるんだ』と明確な答えが返ってきた。

『立水栓があるとそこで水漏れすることが多いんじゃない』とさらに聞いてみた。

『塩ビ管については分からないけど、鉛菅の場合、立水栓があれば、そこから1メートル以内で水漏れしている。そうじゃあないケースって記憶にない』という答えが返ってきた。

『それじゃあ、うちには立水栓が2つあるので、そこから1メートルほど掘ってみて、また電話する』と言うと、『穴を掘るのは結構大変だよ』と言った。

『穴を掘るのは慣れているんだ。苔庭を作ったとき、コケに直接水がかからないようにするため、穴を掘って散水用のホースを埋めている。50メートルくらいは掘っている。どのくらいの深さに掘ればいいの』と聞いてみた。

『施工した水道業者にもよるけど、30センチから50センチぐらいだ』という答えが返ってきた。<続く>

▲ YAHOOの予想温度はー2度だったが、今朝7時の外気温はー5度だった。昨夜、11時半頃ー4度になったので、一晩中寒さが続いていたことになる。3年前から断熱工事をしてきたのが正解だった。筆者は今日も断熱工事をしている。

2023/1/11